簡単!!Scratchで【タイピングゲーム】のつくり方! ③ リストを使いこなそう!
1-タイピングゲームを作ろう!
初回はこちら~
前回はこちら~
前回は、タイムを計るようにしました。
今回は、同じ文字だけではつまらないので今回は、ランダムで文字を生成するようにしてみます。
2-作るものはこちら~
ランダムな文字が出題されるようになっています。
これで、何回も挑戦しても飽きることはなくなりましたね!
3-プログラム~
今回は、柔軟性をプログラムに持たせました。
後から、出題する文字を追加したり出題数を増やしたりできます。
★このようにプログラムを変更します。★
前回作った、プログラムをこのように変更してください。
(新しく、作り直してもいいかも、、最初っからこっちを紹介すればよかったね、、)
~作り方~
1-変数「テキスト番号」を作る
出題するテキストを選ぶために使います。
「変数」を作るには「変数」の項目にある「変数を作る」をクリックします。
ここです。
クリックすると次のような画面がでます。ここで、次のように設定してください。
新しい変数名を「テキスト番号」にしてください。
「すべてのスプライト用 このスプライトのみ」 は今回には関係ないのでそのままにしてください。
設定をしたら、「OK」を押してください。
これで、変数の準備ができました。
2-リスト「テキスト」を作る
次に、出題するテキストを保存する「リスト」を作成します。
リストは「変数」の中の「リストを作る」から作れます。ここをクリックしましょう。
すると、変数の作成時と同じような画面がでます。ここでリストの設定をしましょう。
「新しいリスト名」を「テキスト」にします。
「すべてのスプライト用 このスプライトのみ」は今回は関係ないのでそのままにしてください。
設定が完了したら、「OK」を押してください。
これで、リストの作成が完了しました。
作成すると、このようにブロックが追加されます。
これらのブロックは、リストを扱うための物です。
3-作成したリストに出題するテキストを追加する
リストの左したの「+」を押すことで追加することができます。
追加された箱に出題すつテキストを入力しましょう。
いくらでも、入力することができます。
ここに、出題するテキストを入力してください。
★リストとは
リストは、複数の文字や数字を保存しておくことができます。
複数の変数が繋がっているイメージです。
例えば、プレイヤーの持ち物や会話のテキストなどを収納しておくなどと利用します。
今回は、出題するテキストを保存するために使用します。
4-出題するテキストをリストの中から選ぶ
変数、リストの準備が完了したので、いよいよプログラムしていきます。
このようにブロックを組み立てます。
リストの中からランダムに主題するために「○○から○○までの乱数」というブロックを使用します。このブロックは指定した範囲ないから一つ数字をとりだしてくれます。
「演算」の項目の中にあります。
今回は、リストにいくら追加しても問題なく動くようにしたいので「テキストの長さ」というブロックを使います。
「変数」という項目にあります。
リストを制作した時に追加されたブロックの一つです。
このブロックは、現在のリストに追加されている文字の数をとりだしてくれます。
5-選ばれたテキストを出題、プレイヤーに回答させる
選ばれたテキストを出題するプログラムを作ります。
このようにブロックを作ります。
リストの中の文字を取り出すには「テキストの○○番目」というブロックを使います。
「変数」という項目にあります。
リストを作成したときに追加されたブロックの一つです。
上から数えて、○○に入れた数字に入っている文字を取り出してくれます。
6-複数、出題するようにする
複数回プレイヤーに回答させるようにします。
「○○回繰り返す」というブロックを使用します。○○に入れた数だけ入れたプログラムを繰り返したくれます。
「制御」の項目にあります。
4-完成~
これで、完成です。
次回は、スタート画面、リスタートの制作をします。お楽しみ!
次回はこちら~
簡単!!Scratchで【タイピングゲーム】のつくり方! ② タイマーを使ってみよう!
2-バグを解消しよう!
~前回制作したタイミングゲームを進化させよう~
実は、前回制作したタイピングゲームには””バグ””があったのには気が付きましたか?
前回はこちらから~
それは、、
一度、違う回答をしてしまうとゲームが進まなくなってしまうというものです。
試してみてください。
一度間違った回答をすると先に全く進まなくなりますね。
そこで、今回はそのバグを解消して、さらにタイムを測定するようにしたいと思います。
これが、バグを解消したバージョンです。
何度間違えても先に進まない事はなくなりました。
これが前回のプログラム
こちらが改良版です。
変化した場所を詳しく解説していきます。
1-「○○まで繰り返す」
バグの解消に利用したのがこの「○○まで繰り返す」というブロックです。
「制御」という項目にあります。
「○○まで待つ」のブロックを「○○まで繰り返す」というブロックに変えることで、答えが間違っていた場合、再度聞き返すようになりました。
2-タイムを測ろう!
どれだけ早くタイピングが出来たかタイムを計りましょう。
終了すると、タイムを言ってくれます。
「タイマーをリセット」「タイマー」というブロック
タイマーは、名前の通りタイマー機能を使うためのブロックです。
タイマーは何もしなくても常に秒数が増えていきます。
「調べる」という項目にあります。
★「タイマーをリセット」
このブロックを使うと進んでいた時間が0にリセットされます。
★「タイマー」
このブロックは、通常の変数と同様に使えます。
3-タイムを表示しよう
「○○と○○」というブロックを使うと文字どうしをつなげることができます。
「演算」という項目にあります。
※「○○+○○」というブロックでは文字は扱えません。
~完成~
バグを解消し、タイマーブロックを使いタイムを表示することが出来るようになりました。
次回は、ランダムな文字をお題にできるようにします。お楽しみに~
次回はこちら~
簡単!!Scratchで【タイピングゲーム】のつくり方! ① 初心者にオススメ
1ータイピングゲームを作ろう!
~まずは、簡単なタイピングゲームから~
このように、キャラクターが言った言葉を打ち返すという内容です。
3問解いたら終了します。
~作り方~
まずは、好きなスプライトを用意します。
このスプライトに次のようにブロックを並べます。
詳しく解説していきます。
1-「🏁が押されたとき」
このブロックはプログラムを始めるのに必要です。
「イベント」という項目にあります。
2-「○○と○○秒言う」
このブロックを使うとキャラクターがしゃべります。
「見た目」という項目にあります。
4種類あります。それぞれ、違いがあるので使い分けましょう。
★「○○と言う」と「○○と考える」の違い
★「○○と○○秒言う」と「〇〇と言う」の違い
「○○と○○秒言う」は指定した秒数だけ吹き出しが表示され、時間が過ぎると消えます。それに対して、「○○と言う」の場合はずっと表示され続けます。
「○○と○○秒考える」「○○と考える」も同じですです。
3-「○○と聞いて待つ」
このブロックを使うとプレイヤーに文字(答え)を入力させることができます。
「調べる」という項目にあります。
入力された文字は「答え」というまるいブロックに入ります。
このように聞かれます。
背景でこのブロックを使うとこのように聞かれます。
質問の文字の位置が入力するバーの上に表示されるようになります。
4-「○○まで待つ」「○○=○○」
このブロックは指定した時間だけプログラムを止めることができます。
「制御」という項目にあります。
「○○まで待つ」の中に入れるブロックは「○○=○○」です。
「演算」という項目にあります。
「○○まで待つ」「○○=○○」のブロックの他に3で登場した「答え」というブロックを組み合わせます。
こうすることで、「答えが同じになるまで待つ」というプログラムが出来ます。
5-複数作る
3と4の組み合わせを複数作ります。何個でもつなげることができます。
組み合わせごとに「○○と聞いて待つ」に入れた文字と「答え=○○」に入れる文字は全く同じ文字にしてください。
6-最後に「すべてを止める」
2と同じブロックを使い、プレイヤーにコメントを言いましょう。
「すべてを止める」というブロックを最後に追加して完成です。
このブロックは「制御」の項目にあります。
このブロックを使うことで、ゲームを終了することができます。
★これで完成です!★
次回からは、この「タイピングゲーム」を進化させていきましょう。
例えば、タイムを測定したり、自動でタイピングのお題を生成したりするようにします。
次回はこちら~
始めまして!!
始めまして
「ふゆ」と言います。
小学5年生よりscratchを独学で初めて、約5年以上になります。
※小学校の部活でしか習ったことはありません。
このブログではscratchに関することを投稿していきますので気になった方はちょこちょこの覗いてみてください。
Scratchの習得方法
ゲーム制作、プログラミングと聞くと、どこかレッスンを受けないと習得できないイメージがあるかもしれません。でも、Scratchは高いお金をかけてレッスンを受ける必要はあまりありません。というのも、私は部活でしかscratchを習っておらず、ほとんど独学で習得したからです。
もし、習得したい場合はどんどん最初っからゲームを作り始めるといいでしょう。今の時代なら、ネットで検索すれは大体のことは解決します。
このブログの使い方
このブログにはゲームのつくり方を一から解説します。完成したら、自分でアレンジしてみるのもいいでしょう。
次回、からはいくつかのゲームを制作解説を投稿します。
タイピングゲームのつくり方、もぐら叩きゲームのつくり方などを予定しています。